『Stellar Blade』の開発元Shift Upは今年、財務記録を塗り替え、この大ヒットアクションタイトルが4,300万ドル(約43億円)もの印税を生み出しました。今秋予定のPC版は、PlayStation 5版の売上をすでに上回ると予測されています。
Game World Observerの報道によると、Shift Upの最新財務開示では、スタジオの2024年収益は1億5,140万ドル(約151億円)に達し、前年比30.4%の大幅な増加を示しました。このうち4,320万ドル(約43億円)は『Stellar Blade』の印税による直接収益です。
同スタジオは成長の鈍化を見せておらず、特にアジア市場においてPC版がPS5版を売上で上回ると自信を持って予測。2025年半ばまでに次作プロジェクト(コードネーム『Project Witches』)を発表する計画も明らかにしました。ただし、『Stellar Blade』続編を待ち望むファンには、もう少し待つ必要があるかもしれません。
『Project Witches』は『Stellar Blade』PS5版リリース直後に開発が開始され、続編要望が高まる前の決定でした。とはいえ、Shift Up幹部はファンの要望を認識しており、『Stellar Blade』世界観を拡張する追加コンテンツの検討を公式に表明しています。
本作はスキルベースの高速バトルで異星の侵略者と戦う装甲戦士イヴを主人公とするアクションRPG。IGNの7/10レビューでは物語性の弱さが指摘されましたが、100万本以上の売上で商業的な成功を収めました。
当メディアの評価では「『Stellar Blade』は戦闘の基盤を完璧に押さえつつも、平凡なストーリーテリングと時にフラストレーションを感じるRPGメカニックが、ジャンルのトップレベル到達を阻んでいる」と総括しています。