
任天堂は「Switch 2」発表後に株価上昇、一方で神谷英樹ゲームディレクターがリーク行為を強烈に批判。業界反応と財務パフォーマンスに関する最新情報を紹介。

東京を拠点とするゲーム市場分析コンサルタントSerkan Toto氏(Kantan Games CEO)が2025年1月に語ったところによると、Switch 2発表後、任天堂株価は顕著な成長を見せた。
リーク騒動にも関わらず、Switch 2への期待感が市場評価を押し上げた。2024年通年の平均株価は13ドルだったが、噂が広まるにつれて上昇し、正式発表後には15.77ドルに達した。
Toto氏はこの急騰について「投資家は任天堂がWii Uのような過剰なイノベーションの失敗を繰り返すのではなく、消費者の期待に直接応えることを望んでいた」と分析。

「金融界はiPhone戦略に似たSwitch 2の進化的アプローチを歓迎している」とToto氏が説明。一部ファンからは名称やデザインへの批判もあるが、明確なブランディングによりWii U時のマーケティング混乱は回避されている。
Toto氏はリークの影響を指摘:「2016年の初代Switchほどトレーラーに驚きはなかったが、事前リークがさらに効果を減退させた」。任天堂は4月2日のDirectで詳細仕様・価格・ローンチタイトルを公開予定。

著名ゲームディレクター神谷英樹氏(『ベヨネッタ』『大神』)がSNSでSwitch 2情報をリークした者たちに激怒。「リークした諸君」と題した投稿で「帰宅する度に犬の糞を踏み続けるがいい」と痛烈に批判。
神谷氏は自身の『大神』発表時の体験と対比:「ネタバレのない驚きをファンと共有できたのは魔法の瞬間だった。リーカーたちは自己満足のため全てを台無しにする」。
元任天堂アメリカ社員Kit Ellis氏とKrysta Yang氏もYouTube討論で「任天堂は数ヶ月リークと戦ってきた。怒りは頂点に達している」とコメント。

右Joy-Conの未確認「Cボタン」について、リーカー間で2つの説が浮上:
4月2日のDirectで正式発表されれば、これらの噂に決着がつく見込み。