ユービーアイソフトCEO、「スター・ウォーズ アウトロー」の失敗は厳しい発売環境が原因と認める

ユービーアイソフトCEOイヴ・ギレモットは、Star Wars Outlawsの不振の理由を、このSFサーガのファンコミュニティ内における「波乱の状況」に帰している。

最近のQ&Aで株主に対して話した際、ギレモットはゲームの技術的問題、バグ、あるいは繰り返しの多いゲームプレイへの批判には言及しなかった。代わりに、「『アウトロー』は、その親ブランドが何らかの混乱を経験している時期にローンチされた」と述べた。

確かにスター・ウォーズブランドは最近課題に直面しており、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は賛否両論であり、『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』や『アカライト』のようなDisney+のスピンオフ作品は期待された視聴者数を集められなかった。しかし、ゲームへの評価が分かれていることを、より広範なファン層の問題のみに帰するのは、一部のファンには単純化しすぎていると映っている。

例えば、ギレモットはゲーム自体のローンチ時の技術的な欠点には一切触れなかった。IGNのStar Wars Outlawsレビュー（このSFアドベンチャーに「良い」7/10点を付けた）では、繰り返しの多い戦闘や「ローンチ時のバグが若干多すぎる」点を指摘している。

このゲームは発売前にも論争に巻き込まれており、ユービーアイソフトは「特定の意図を押し付けている」という非難に直面し、開発元/パブリッシャーと作品自体の両方をめぐる二極化した議論を引き起こした。

5月に、Star Wars Outlawsは最初のストーリー拡張として「A Pirate’s Fortune」DLCを発表し、PlayStation、Xbox、PCで利用可能になった。この追加コンテンツでは、プレイヤーはオナカ・ギャングのリーダー、ホンド・オナカと手を組むことになる。ホンドはスター・ウォーズ/クローン・ウォーズのファンや2017年のStar Wars: Darth Maulコミックシリーズの読者にはおなじみの顔であり、スター・ウォーズ：ギャラクシーズ・エッジのテーマパークアトラクションではアニマトロニクスキャラクターとして登場したこともある。今回は、主人公ケイがスティンガー・タッシュとロカナ・レイダーズに立ち向かい、神秘的な墓を探検し、ミユキ商連のための密輸作戦に従事する中で、彼女の味方となる。

Star Wars Outlawsは、9月4日にNintendo Switch 2で発売を予定している。